この記事では、ダウンジャケットは何度から？について解説します。毎年いつからダウンジャケットが必要か、悩む方は是非チェックして見てください。
ダウンジャケットは何度から？寒さに合わせた服装を紹介
以下では気温ごとに適した服装を紹介しています。ダウンジャケットが必要な気温も解ります。
20℃未満：カーディガン
16度〜20度の範囲は、春や秋の中間的な気温で、体感的には少し肌寒さが漂います。この時期は、重ね着の楽しみや、ファッションの幅が広がるシーズンといえるでしょう。例えば、軽いジャケットやスプリングコートを取り入れ、それにカーディガンや薄手のニットを合わせるというようなスタイリングが楽しめます。晴れた日の日中は日差しを感じることもありますので、重ね着を活用して、寒暖差に柔軟に対応することが大切です。
16℃未満：セーター
この気温範囲は、冬の入り口や春の終わりを感じさせるものです。日中はまだ穏やかな日もある一方、日陰や風のある日にはかなり肌寒く感じることが多いでしょう。この時期は、中厚手のセーターやニットアイテムが非常に重宝します。トレンチコートや軽めのジャケットとの組み合わせで、外出時の冷えから身体をしっかりと守ることが求められます。また、足元や首元も冷えるので、スカーフやマフラー、暖かいブーツや靴下も活躍する季節です。
12℃未満：トレンチコート、フリース
この範囲は、真冬への前段階としての冷え込みが本格化する時期。この頃には、暖かさを確保するためのアイテムが不可欠です。厚手のフリースや、風を防ぐトレンチコートは、この時期のマストアイテム。また、インナーとしてのヒートテックやあったかインナーを取り入れ、外の寒さをしっかりとシャットアウトしましょう。手袋や帽子も日常のアイテムとして取り入れるようになります。
8℃未満：冬物コート
冬の深まりを感じるこの気温範囲では、しっかりとした冬物コートの出番です。ダウンジャケットを着るにはまだ早いかもしれませんが、ウールのコートや中綿のジャケットなど、しっかりとした防寒性のあるアウターが必要になります。また、マフラーや手袋、帽子といったアクセサリーも、ただのアクセントから実用的なものへと変わってきます。
5℃未満：ダウンジャケット、ダウンコート
ダウンジャケットは5℃未満になると必要になります。この気温範囲では、真冬の厳しさを本格的に感じることとなります。極寒の日は外出時の防寒が不可欠。ダウンジャケットやダウンコートは、この時期の主役として登場します。また、首元や手先、足元の保温は特に重要で、マフラー、手袋、暖かいブーツや靴下などの対策も万全に。
0度以下：極寒対策アイテム全般
真冬の極寒を迎えるこの期間、最も厳しい寒さに身を守るためのアイテムが求められます。ダウンジャケットやダウンコートの下には、高機能な暖かいインナーやヒートテックを積極的に取り入れ、カイロを利用してポケットや靴の中に忍ばせることも。顔や首元を保護するマスクやバラクラバ、厚手の帽子や手袋も必須です。そして、防風・防寒性の高いブーツで足元もしっかりと守りましょう。
国内地域別ダウンジャケットが必要になる季節
日本の各地方における気温の変化は年によっても異なりますが、一般的な傾向に基づいて、ダウンジャケットが必要になる時期を以下のようにまとめました。
北海道
10月中旬から5月初旬まで。特に北部や内陸部では、10月初旬から5月中旬までの期間が考えられる。北海道は大きく、地域によってはさらに寒冷であるため、対策は特に重要。
東北地方
11月初旬から4月初旬まで。内陸部や山間部では、さらに長く、10月末から4月中旬までの期間も。
関東地方
12月初旬から2月末まで。ただし、山間部や高地では11月中旬から3月中旬までの期間も考えられる。
北陸地方
11月中旬から3月末まで。こちらは冬の寒さと豪雪が特徴で、ダウンジャケットなどの防寒対策が長く必要とされる。
東海地方
12月初旬から2月末まで。山間部や高地では11月中旬から3月初旬まで。
関西地方
12月初旬から2月末まで。特に京都のような盆地では、冷え込む日が多く、11月中旬から3月初旬までの期間が考えられる。
中国地方
12月初旬から2月末まで。内陸部や山間部では11月中旬から3月初旬までの可能性も。
九州地方
概ね12月中旬から2月中旬まで。山間部ではもう少し長い。
これらの情報は一般的なものであり、具体的な年や地域の微妙な気候変動、または当該年の気温の傾向に応じて調整する必要がありますのでご注意ください。
1万円代の安価なダウンジャケットと高級ダウンジャケットで適正な気温は違うの？
安価なダウンジャケットと高級なダウンジャケットの適正気温は、ブランドやモデルによっても異なるため、一概に言うことは難しいですが、以下に一般的な特徴と、それに基づくおおよその適正気温の範囲をまとめてみました。
安価なダウンジャケット(〜1万円代のダウンジャケット)
特徴
軽量で薄手のものが多く、都市生活や日常の移動時に適しています。フィルパワー（ダウンの質）は高価なものに比べて低いことが多いですが、それでも一定の暖かさは期待できます。
適正気温
約0℃～10℃。ただし、極端に冷え込む日や風が強い日には、インナーのレイヤリングや追加のアウターが必要になることも。
高級なダウンジャケット（例: モンクレール、カナダグースなど）
特徴
高いフィルパワーを持つダウンや、防風・防水機能が付いているものが多い。これにより、極寒の気温でも暖かさを保つことが可能です。また、素材の耐久性やデザイン性にも優れています。
適正気温
約-30℃～5℃。ブランドやモデルによっては、さらに寒冷な環境でも快適に過ごせるものもあります。
注意点として、ダウンジャケットの暖かさや機能は、フィルパワーだけでなく、ダウンの充填量やジャケットのデザイン、使用される素材など、多くの要因に影響されます。したがって、実際の適正気温は、各ブランドやモデルの公式情報やレビューを参考にすることをおすすめします。
ダウンジャケットを選ぶ際の注意点
ダウンジャケットを選ぶ際の注意点は多岐にわたります。以下はその主なポイントをまとめたものです。
フィルパワー
ダウンの質を示す指標で、数値が高いほどダウン1オンス当たりの膨らみが大きく、良質なダウンとされます。高いフィルパワーは軽くて暖かいジャケットを期待できます。
ダウンの充填量
ジャケットに使用されているダウンの量。充填量が多いほど、ジャケットは暖かくなります。
ダウンの種類
グースダウン（鵞毛）やダックダウン（鴨毛）が一般的。グースダウンは膨らみが大きく、高い保温性を持つことが多い。
外シェルの素材
防風、防水、透湿性などの機能が求められる場面に応じて選びたい。都市生活用としては防風性、アウトドア用としては防水性や透湿性が重要になることも。
重量
日常使いを考えるならば、軽量で持ち運びやすいものが便利。アウトドア活動での使用を考えるならば、保温性や耐久性を重視することが多くなります。
デザイン
使うシーンや好みに合わせて選ぶ。また、フードの有無、内側や外側のポケット数、調整可能な部分（袖口や裾など）も考慮すると良い。
ダウンとフェザーの比率
ダウンの割合が高いほど暖かさがアップします。一般的に、90:10（ダウン:フェザー）の比率は高品質とされます。
構造と仕様
バッフル構造（ダウンを均等に保持するための縫製技法）や、2wayジッパー、内部のストームフラップ（寒冷や風を防ぐ追加の生地）などの仕様もチェック。
値段
予算に合わせて選ぶが、安すぎる商品は材質や製造工程に問題がある場合も。価格と品質のバランスを見極めることが重要。
ブランドの評価や信頼性
レビューや評価をチェックして、実際の使用感や満足度を確認する。
動きやすさ
アクティブに動くシーンでの使用を考えるなら、肩や腕の動きやすさも考慮する。
ケアと保管
ケアの手間や保管時の注意点を確認して、自分のライフスタイルに合うものを選びましょう。
これらのポイントを考慮しながら、自分のニーズや予算に合ったダウンジャケットを選ぶことが重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。本記事を通じて、ダウンジャケットの適切な着用時期とその理由について詳しくご紹介しました。寒い季節には、正しい知識とともに、ダウンジャケットを効果的に活用することで、暖かく快適に過ごすことが可能です。気温や日々の気候に応じて、適切なアウターを選び、冬のコーディネートを楽しんでください。また、購入の際には、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶことで、長く愛用することができます。これからの冬の寒さに備え、この記事の内容を参考にして、暖かく、そしておしゃれに過ごしてください。
この記事を書いている人
ライター：SUBRO
普段はライターとして執筆活動しています。ファッションや生活情報などを主に書いています。メガネ歴10年。コンタクトと使い分けてます。メガネはオリバーピープルズのボストンメガネを愛用。KINTOを利用中。以前はローンでEKワゴンを所有していたが、その後、カレコになり現在はKINTOを利用中。その他、サブスクサービスにハマっている。YouTubeやNetflix、ジム、焼肉、冷凍食品、出前、家事代行など様々なサブスクサービスを体験。